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2012年6月

2012年6月29日 (金)

まるがり~た~

我が家のニャンコ。
その名をシルク。
このシルクにゃんはもともと捨て猫。
まさか長毛種だとは思わず飼い始めて毛玉は出来るは毛は抜けるわでめんどくさい事この上なし。

と言う事で、数年前から夏になるとさっぱりとして頂こうと行きつけの病院にてこのシルクにゃんを丸刈り~たにして貰ってます。

毎年恒例とはいえ見るたびに笑ってしまい本猫は拗ねてしまいますがこれは許して貰おう(笑)。
我慢しきれず吹き出してしまうのだから。

と言う事で本日午前中に猫を預けてきました。
お昼前にと言う事でしたが、実は鎮静をかけて眠らせてしまうので昨日の夜ご飯を最後に絶食+水も飲ませていないのです。

腹減った~とうるさいので早々に病院へ連れて行き預けてしまいました。
引き取りは19時ごろと言うので19時きっかりに病院へ行ったのですが混んでまして30分以上待たされてしまいました。

でもまあ、出てきたシルクを見て笑えたので良しとしよう。

病院でも「毎年恒例でも笑っちゃいますね」なんて言われてうんうん、と頷いてきました。

Cocolog120629a これが昨日までというか今日の午前中のシクルにゃん。
あちこち毛玉だらけでぼさぼさしております。
もっと手入れをしてやると良いと思うけれどブラッシングを嫌がるし(^_^;)。

Cocolog120629b これが丸刈り~たシルク。
やたらと落ち着きなく走り回りなかなかカメラに収まってくれなくて広告で引き寄せて撮りました。
尻尾が写って無いのが残念。
ライオンと同じように先だけ毛がある状態になってます。

Cocolog120629c アップです。
ぶははははは。やっぱり笑える~~~~(笑)。
ギャップがありすぎ。
毎年顔の毛のカットの仕方で大きさが変わりますが今年が一番小顔でした。
毛が無くなった今日が暑い日で良かった。
寒かったら風邪ひきそうだし。

21時ごろから水の許可が下りているのでいつもの器に水を入れてありますが飲んだ形跡なし。
ただお腹が空いているのかやたらと餌を要求してきます。
どうしても欲しがるようなら少しだけということなのでほんの少しだけ餌をやりました。

明日からは通常通りです。
しばらくはギャップに笑えそうです。
お笑いをありがとうっ!

2012年6月26日 (火)

【小説】にぃにと一緒(あの笑顔シリーズ3)

ここどこ?知らないおじさんと見た事無い顔だらけ。
ママは?
きょろきょろと探したけれど見つからない。

「菜々美、今日から僕たちと一緒に暮らそう」

そう言ってくれたのがにぃにだった。
その日からにぃにとはいつも一緒。
にぃにが学校へ行ってる時はつまらない。

子猫を触った。
いつもにぃにがしてくれるようになでてみた。
ペロンとされた。
びっくりしたけど何だか可笑しかった。
にぃにもなでてくれるかな。
にぃにと早く一緒に遊びたい。
にぃに にぃに にぃに
にぃにと一緒。
一緒がいいな。
にぃにと子猫と菜々美。
いつも一緒。
ずうっと一緒。(2011.3.4)

*******
全3話。それぞれの立場からです。
菜々美が成長した姿を書いてみたいとも思いますが今はこれでおしまいです。
いかがだったでしょうか。

【小説】園長の苦悩と期待(あの笑顔シリーズ2)

今日、また小さな女の子を引き取る事になった。
まだ3才と言うのにこの子は大人へ甘える事を諦めるような目をしていて私の顔を見ても何の反応も見せない。
笑うと可愛いだろうと思われる大きな目をした子にいつかまた笑顔を取り戻せるだろうか。
引き取るたびに心をかすめる不安。それより大きな期待を私はいつも抱いている

完全なるネグレクト。
母親はシングルマザーで最初はがんばって育児をしていたらしいそれでも精神的に追い詰められとうとう子どもがいるアパートには帰ってこなくなった。
突然帰ってこなくなった母親をずっと待ち続けたのだろう。
近所の人からの通報で警察とともに向かった部屋には横たわった菜々美がいた。

その横には誕生日プレゼントと聞かされている小さなクマのぬいぐるみがあった。
しばらく入院することになりその間に母親を探して貰ったが母親は育児ができる状態では無かった。

そして私の園に仲間が一人増えた。

初めて園に連れてきた時菜々美は何も話そうとはしなかった。
何もかもを諦めてしまったような瞳。
クマのぬいぐるみをしっかりと抱きしめ緊張からか表情がいつも以上に固い。
その瞳を見た小学6年生の優すぐるがいち早く反応したこの子は聡い子だ。

本能的に相手の欲しているものを見抜く。 それを本人は自覚がない。
お仕着せの感じを相手に与えないので小さな子達から慕われている。
優はその日から菜々美の世話を焼くようになった。

今の菜々美には優の優しさが必要なのだ。
嫌がる事もせず、かといって喜んでいる訳でもない表情で優の傍にいる。
小さな心は深く傷ついている。 なかなか笑ってくれない菜々美に優は根気よくその日学校であった話をし一緒にご飯を食べたりお風呂へ入れたりと可愛がっている。

微笑ましいと思うが痛々しさを拭いきれないのも本心だお互いの傷を癒すように一緒にいるのだから。
菜々美がここへきてから半年が過ぎようとしていた。

一匹の子猫が庭に迷い込んで来た。
それを菜々美と一緒に見つけた時菜々美は子猫をみて不思議そうな顔をして私を見上げたのだ。
そうか。子猫に興味があるんだね。少しずつ意思表示が出来るようになってきていたのは知っていたがここまで興味を惹かれている菜々美を見るのは初めてだった。
子猫のそばにそっと近づいた。最初は私の後ろから子猫を見ていたが、何もしない事が分かったのか自分から恐る恐る手をのばした。
「菜々美。子猫だよ。きっと菜々美より小さいよ。お母さんと離れて迷子になってしまったのかもしれない。しばらく傍にいてやれるかい。
そう聞くと菜々美は小さく頷いた。

菜々美をしばらく子猫と二人きりにして様子をみることにした。
物陰から見ていると優が学校から帰って菜々美を探していたのだろう。
私に話しかけそうになるのを手で制し、静かに菜々美の様子を見るように即した。
優は驚いたような顔をして菜々美をしばらく見ていたが目から大きな涙を流し始めた。

自分は子猫ほどの力が無いと私に訴えるが、私はそうは思っていない。
菜々美が子猫に愛情を注ぐ事が出来るようになったのは優の存在が大きい。
何の見返りも無い自分への愛情を菜々美は一心に受けていたのだから。
でもあえて優には言わないでおこう。
もう少し成長した時、本人がきっと気付くはずだ。
それにまだまだ菜々美には優が必要だろう。優と一緒にいる菜々美はとても柔らかい表情をしている。
そのことを優は気付いてないようだが、少しずつ菜々美は優に心を開きかけている証拠だ。
優は自分にも笑って貰えるようになりたいと泣いているがその望みはきっとそんなに遠くない時期に叶えられると私は思っている。
君たちはこれからもずっと他の子達より荒波を生き抜かなくてはいけない。
その力を少しでもたくさんつけて欲しい。

私も期待しているのだよ、君たちの未知への可能性を。(2011.3.4)

*********
園長の視点から。
次は菜々美視点からで最後です。

2012年6月24日 (日)

【小説】あの笑顔を守るために

冬の厳しい寒さの中、3才くらいの女の子が僕が世話になっている施設にやってきた。
その子の名前は菜々美と言った。
その時僕は小学6年生。

菜々美の目には光が無かった。
何もかもを諦めたよな自分にも身に覚えのある瞳をしていた。
ここに来る子どもは心に何かしらの傷を負っている。
だからお互い何も聞かない。

菜々美には表情が何も無かった。まるでお人形さんのよう。
僕は菜々美がどうしてかその日から気になって仕方がない。
だからなるべく菜々美の傍にいて世話を焼いた。
その日の学校であった事やこの施設の事をいろいろ話をした。
聞いているのかいないのか分からなかったけれどなるべく楽しい話を聞かせた。
菜々美は笑わないし話さない。

笑うと可愛いのに、声を聞きたいのにと僕の願望は膨らむけれど菜々美はお人形さんのままだった。

ここの園長は自分達をまるで自分の子どものように叱ったり褒めたり、時には一緒に鬼ごっこをして遊んでくれる。
そして僕達にいつも言うんだ。

「たくさんの事を学びなさい。人には優しくするんだよ。そして君たちの可愛い笑顔を私に見せて欲しい」

菜々美もそんな園長の言葉を何度も聞いている。

菜々美が来て半年が過ぎた。
僕は公立の中学校へ通うようになったため小学生の頃から比べたら帰る時間が遅くなり、勉強も忙しくなってきてなかなか菜々美と関われない日が続いていた。

それでも一緒に夕飯を食べ、時々お風呂にも入れていた。

ねえ、菜々美。菜々美はどうしたら笑ってくれるんだろう?
今までずっと小さい子の面倒は見てきたから菜々美の面倒を見る事も苦では無かった。
むしろ楽しかった。

そんなある日。テスト週間でお昼前に帰った時、早速菜々美の姿を探した。
物陰に隠れて何かを見ている園長が庭の片隅にいるのを見つけ声をかけようとしたら、いち早く僕の姿に気づいた園長が自分の口に人差し指を立て「しぃ」と声に出すこと無く言う。
手招きされて静かに園長の隣へ行くとあっちを見てごらんというように指を差された。視線をそこに向けると、どこからか迷い込んで来た野良猫と菜々美の姿があった。

菜々美はペタンとおしりを地面に付けてその猫の頭をなでている。
まだ子猫のようで身体が小さく心もとない。
そんな子猫をいたわるように身体をなでる菜々美。
子猫がペロンと菜々美の手を舐めた瞬間、菜々美が小さな声で笑った。

あの菜々美が笑ってる。
僕が何をしても笑ってくれなかった菜々美が子猫を相手に笑っている。

僕は気付かないうちに泣いていた。
「僕、あの笑顔を守りたい。僕の力はあの子猫にかなわないけど僕がんばりたいんだ。いつかあの笑顔を僕に見せてもらえるように。。。」

隣にいる園長をみると僕をみて微笑んでいた。

いつかきっと僕にもあの笑顔を見せて貰うんだ。
だから勉強もスポーツも何だってがんばれる。

ねえ、菜々美。
いつか僕にもその笑顔を見せてね。

                       了 2011年2月25日

********
確かこの時期に住所的に近所での子どもへの虐待がニュースで流れていました。
親は逮捕されたようですが、その後の子どもの行方は知りません。
心の傷はきっと一生治らないと思います。
虐待を受けていた子は虐待をしていたお母さんが好きと答える子が多いと聞きます。
その時だけは自分に目を向けてくれるかららしいです。
哀しいことだと思います。

この話は後2話あります。

2012年6月22日 (金)

元気な野良猫達

いや、もうね、朝も早からフンギャーだのナオ~ンだのいろいろ鳴いて下さる訳よ。
しかも窓を閉め切った部屋で睡眠を貪っている私が起きるくらいな大声で。
外でいったい何匹騒いでるだ!と思うくらい元気な野良猫どもめ

後1時間寝かせろってな時間でした。朝の5時過ぎ。

ネコの鳴き声って子どもの泣き声に似てたりするので最初人の子?と思ったくらいでした。
でもよくよく聞いているとネコで安心したのですがやっぱりうるさいですよ。

しばらくすると静かになったんですけど我が家の飼いネコ君がすでに起きて玄関に座ってたんです。
いつもならネコけてる、、、じゃない寝こけてるヤツがですよ?

我が家の玄関ドアは真ん中が網戸になるんです。
冬でも雪が入ってこない限り数センチ網戸にしてるんです。
今の季節夜でも網戸にしてるんです。

よくそこから外の景色を眺めているんですけど時々網戸の向こう側に野良猫が居たりする。
今朝もやたらでっかい野良が居たんですけど、うちの飼いネコ君ったらチョコンと座って様子を見てるだけ。
威嚇しないことろを見ると女の子だったんですかねえ。
オスだと網戸のこっちと向こうで威嚇しあったりしてとっても笑えるんですけどどうも和やかムード。

私と目が合っても逃げる素振りもしないくらいふてぶてし…あ、いや人懐こいネコでございました。

Cocolog120622a見にくいですがこれ背中向けながらゴロンゴロンと身体をなすりつけてました。
匂い付けですかね。
頭は左側です。

Cocolog120622b こっちの方が見えますね。
カメラ向けても目が合ってもこんな感じでした。

お前か?私の安眠を妨げたのは!

Cocolog120622c この日の夜に再び来た同じニャンコ写真を追加しました(24日)。
相変わらずですねえ(^_^;)。

*******
余談ですが、人気記事ランキングを見たら不動の1位を陣取っていた『京都水族館の感想』が2位に、そして栄えある1位は『6歳未満の臓器提供』でした。
最近はめっきり静かになってしまいましたね、臓器提供のニュース。

2012年6月21日 (木)

がーがーの反乱??

インターポット
がーがー:おりゃ~、そろそろ疲れたっ!
      もともと歩くのが苦手なんだ。
      なのにくるくると庭を回され歩かされおいしい草花にも
      ありつけねえんじゃ割が合わねえ。
パピロ:そうか?おれは庭を走るの好きだけどなあ。
     いろいろな草花が見られて楽しいじゃないか。
がーがー:ふんっ、お気楽なヤツはいいよな。
      おりゃ~決めた。
      あいつらをギャフンと言わせてやる。
パピロ:(ギャフンって何だよ。いつの時代の言葉だよっ)
こうして今回の障害が長時間続いたのであった。
のかどうかは分かりませんが、画像は復旧後のものです。
今回はココログネタでした。
何の事か分からない方には申し訳ないですm(__)m。

2012年6月17日 (日)

無防備…

長々と寝ております。

Cocolog120617a
尻尾から胸辺りまでは上向いてますが前足辺りに少しひねりを入れておりますね。
後ろ足の肉球はきゅっとしております。

肉球~~~

2012年6月15日 (金)

6歳未満の臓器提供

ニュースで6歳未満の子が脳死し、臓器提供すると聞いた時まず頭に浮かんだのは脳死になった原因だった。
病気で内科的要因だったのか外傷性だったのか…。
けれどもそれには一切触れていないので分からなかった。

子どもの臓器提供は虐待で脳死に至った場合は無理らしい。
何故だろう。
証拠がなくなるからか?
後で調べたら出てくるのかな。

で、臓器提供の話に戻るが、子どもを持つ親なら少なからず誰でも思ったかもしれない疑問。
我が子が脳死に至ったら臓器提供出来るか。

例えば最近は健康保険カードの裏や、自動車免許の裏などに自分が脳死に至った場合臓器提供するかどうかの有無を書く欄が出来ている。

自動車免許を持つ年齢ならば本人に従おうと思うけれど、まだ10才の末っ子君の場合どうだろうと考えたりもするのだ。

臓器提供そのものには反対する気持ちは無い。
私自身が脳死に至った場合、使える臓器があるならばごっそりどうぞと思っているくらいだし。

ただまず、我が子の脳死と言う状態を認められるかどうかが難しいと思う。
子どもは脳死状態でも回復する力が大人より強いと聞いた後は特に。
24時間後は脳死だったとしても25時間後もしかしたら、と考えてしまうと思う。

そういう意味で脳死を認めたご両親はある意味冷めてるなと思ったのは確かだ。
訳の分からない違和感を覚える。
どうもしっくりこないのだ。webページに飛びます

私の母は臓器提供している。
それは移植のためではなく今後の医療の研究のためだった。
なので心臓が止まってしまうまで、本来の死を認めたうえでの提供だったためそれほどの抵抗はなかった。
原因不明と言われていた物が今後提供することによって役に立てばいいとも思った。

でも脳死の場合心臓は動いている。
ただもしかしたら人工呼吸器はつけていたかもしれない。
正直この状態の姿は見ている方が辛い。
無理やり空気を身体に入れ呼吸をさせられているのだから。

生を受けて数年ならなおさら小さな体に幾つもの管を入れられ人工呼吸器を付けられている姿が目に浮かぶ。
本人の意識レベルもかなり低いとも思う。

それでも一縷の望みにかけてしまうのではないだろうかと私ならそうしてしまう。

まずは脳死を認めるという作業で立ち止っている自分しか思い浮かべられない。
自分の子が第2の生として生きて行くにしても死を認めないければならない。

果たして自分は我が子の脳死を認められるだろうか。

ただ私自身の延命処置はいらないと思っているので脳死で臓器提供は抵抗は無いのだけれど。

*****

検索した結果、脳死に至った原因が書かれた記事を見つけました。(6/18)
男児は事故で低酸素性脳症 富山大経緯説明
<6歳未満脳死>富山大病院 臓器提供の経緯などを説明

2012年6月12日 (火)

身近な物の重さ

長女が大学祭で模擬店をする。
そのための小銭を銀行で両替をしてきたのだけれどかなり重そう。
つい好奇心をあおられいったいどのくらいの重さがあるのだろうと量りをを持ち出しはかってみた。

小銭は5円と1円を覗くすべてあったけれど枚数がそれぞれ違う。

さて問題です。
10円玉50枚セットは何グラムあるでしょう⇒227g
100円玉50枚セットは何グラムでしょう⇒241g

50円玉20枚は?⇒81g
500円玉10枚では?⇒70g

50枚セットはビニール分も入っていますがあってもそんなに変わらないかなと思います。

⇒の所を反転させてくださいね。答えが分かるようになってます。

どのくらいの誤差有りました?

何となく無駄な時間を過ごしてみました(笑)。

2012年6月11日 (月)

珍客のその後

午前中に玄関の壁に居たホタルですが、結局夜の7時になってもそのまま居ました。

水分が無くて大丈夫かなあと思い砂糖水を浸みこませたコットンの上に乗せてやるとお尻が光り始めました。
取りあえず生きていたようです。

Cocolog120611b

飛ぶ元気は無いのかな。
いつまでもここに居てもなあと思い、庭の木の上に止まらせようとしたけれど落ちちゃうので花壇の所にこのコットンごと置いておくことにしました。

触れると強い光を放つホタル。
後何日生きているのかな。

Cocolog120611c 見にくいですが末っ子君の腕によじ登っているホタル。
この後、再びコットンの上に乗せしばらく様子見。
10時前に見に行った時はまだ光っていました。
11時20分ごろも光っていました。

ただ風が冷たいし川から少し離れているし大丈夫か心配ではあります。

【小説】ホタルのいる川

 「ただいまあ」と玄関を開け元気な声で返ってきたのは小学3年生の俊太郎だった。
玄関からリビングにバタバタと慌てて入ってきた。
床に手提げ袋を放り投げ、濃紺のランドセルを肩から外しながらトイレへと駆け込むのが最近の日課になっている。
この頃は蒸し暑く初夏を思わせるような陽気になってきた。
ランドセルを背負っていた背中は薄っすらと汗をかいている。
母親に学校を出る前にトイレに行ったらいいのにと言われているものの実行した事は無い。
「ふう~。間に合った」と言いながら洗面所へ向かい手洗いうがいを済ます。
おやつを食べ、ジュースを飲み、自分の好きなDVDをセットして一息つき、やっと学校の宿題をやり始める。しかしDVDが気になり一向に進まないのもいつもの事だった。
集中してやれば30分もかからない宿題を1時間ほどかけて終わらせた後、天気の良い日は外に飛び出していく。一度飛び出したら母親に声をかけられるまで家には帰って来ない。そんな日常が当たり前の事だった。

夕暮れ時、母親にもう帰ってきなさいと声をかけられ一緒に遊んでいた友達に「またね」と挨拶をして家に入る。
汗だくの俊太郎はすぐにシャワーを浴びるように言われて渋々シャワーを浴びに風呂場へ向かう。
それが終わると夕飯を食べて後は寝るだけ。

そんなある日、夕飯も食べ終わった頃、飼い猫の白夜がバタンバタンと何かを追い回していた。それを見た母親は虫でも追いかけているのかと思い気に留めず夕飯の後片付けをしていたのだが、俊太郎は白夜の行動に興味を持ち、傍に寄って行った。
白夜の追いかけていた物が分かった途端、俊太郎は大声を出した。

「お母さん!ホタルがいる!」

母親はすぐには信じられなかった。近所にホタルがいるという話は今まで聞いた事が無かったし、俊太郎はホタルを見た事が無かったはずだ。そう思いながら片づけを中断しそれを確かめるために俊太郎と白夜の傍へ行く。
それは俊太郎の言うとおり一匹のホタルだった。
母親は確認すると同時に慌てて声をかけた。「俊太郎!白夜を押さえておくからホタルを救出して!」と母親に言われた俊太郎はホタルをそっと自分の手の上に乗せた。
ホタルのお尻はピカリピカリと光りを放っていた。
「ねえ、俊太郎、部屋の電気を消してみようか」と言いつつ母親はリビングの明かりを消した。光は俊太郎の手から離れ部屋をふわふわと移動し壁に止まり光っていた。しばらく部屋の中でホタル狩りを楽しむ。
しばらくするとホタルは全く光らなくなってしまった。
そこで母親は部屋の明かりを点け俊太郎に話しかけた。
「このホタル、逃がしてあげようか。もしかしたら仲間が裏の川にいるかもしれないよ」
「うん」と大きな返事をして俊太郎は再び自分の掌にホタルを載せた。
靴を履き玄関を出て裏の川へ向かう。いつも遊んでいる公園の向こうには小さな川が流れていた。ホタルはこの公園から逃がすことにする。母親と一緒に公園まできた俊太郎はホタルが自分の手から離れていくのを見ていたが母親の声で川の方へ目を向けた。
そこには小さな光がふわりふわりと漂っていた。
「俊太郎!ホタルがいるよ。数は少ないけれどあっちにもこっちにも!あ、そこにもいるわ」弾んだ声が俊太郎の耳に届く。
「本当だ。ホタルだ。すごいね」俊太郎もしばらく声も出さずこの光景を眺めていた。
ずっと見ていたいと思うけれど、明日はまだ学校のある日だ。寝るのが遅くなると朝起きるのが辛くなる。
「俊太郎、そろそろ帰ろう。また明日見に来よう」と言ってこの日は家に帰った。

翌朝、俊太郎は毎日一緒に登校する同級生の男の子に昨夜見たホタルの事を話して聞かせた。話を聞いた男の子はホタルを見た事が無いから自分も見てみたいと俊太郎に話したようだ。
その日の夕飯も済み、後片付けも終わった母親に、ホタルを見に行ってみようかと誘われて、外に出てみたら近所の人達が公園に集まっていた。どうやらホタルの話を聞いたらしいご近所さんが見に来たようだ。
俊太郎は「僕、タックンにしか話してないよ?」と不思議がっていたようだが、そのタックンから母親へ伝わり、母親からご近所へと話が広まったようだ。やはり珍しいのだろう。
公園から川の方へ目を向けるとそこには淡い光を放つものや時折強い光を放つホタルが飛んでいた。昨夜より数は少なくなっていたけれど、やはり身近にホタルを感じられる事がうれしい。昨年の今頃、この川にホタルが飛んでいたのだろうか?
誰もが思っていたけれど、それを確認出来ないのが残念な気もする。もしこの川にホタルが住んでくれるのなら来年もその翌年も今日と同じようにこの幻想的な光を見る事が出来るかもしれない。子ども達と一緒にこの川を、ホタルを守っていきたいと思う。
忙しい日常を小さな光が忘れさせてくれる大きな存在に期待しよう。

「お母さん、来年もホタル来てくれるかな」

そんな純粋な俊太郎の言葉に「きっと来年も見られるよ」と言葉を返す。

来年も再来年もその翌年も、精一杯生きる力を光らせているホタルの住む川になって欲しいと想いを巡らせるのだった。
                 (了)
               平成22年9月10日

**********
初めてホタルを見つけた時に書いたものです。
実際こういうやり取りがあったかどうかはご想像にお任せします(笑)。

珍客さんいらっしゃ~い♪

朝のバタバタとした時間、次女が家を出、末っ子君を送り出し登校班で学校へ行く姿を見送った。
集合場所が目と鼻の先なので毎朝小学生たちが登校するのを見送るのが私の日課だ。
テレビで子どもが犠牲になる事件や、市からのメールでの不審者情報等が入るたびに気になり登校班を見送るようになってから日課になってしまった(笑)。

さて、家に入ろうとした玄関ドアの左側を見たら赤い斑点のある虫が壁に止まっていた。
おや、木でも無い所にテントウ虫だ、と思いよく見たら何となく違う。

何だか大きい。カミキリムシかなあなどと思い間近で見たら何とホタルだった。

Cocolog120611a

げっ。こんな所に居ていいのか?水も無いし、壁だぞ。
しかもこの辺じゃかなり貴重なんだぞ、お前。

夜はお尻を光らせ飛んでいる姿を知っていても昼間何をしているのか知らない。
昼は寝てるのかなあ?
確か水しか飲まないんだっけ?
自分でどこかへ飛んでいけるんだろうか。。。
などと滅多にしない虫に対しての心配ごと。

数年前には家の中に入っていたのを飼っているネコが追いかけまわしていた。
その時は末っ子君にネコを押さえて貰いホタルを救出。
しばらくリビングを真っ暗にしてホタル狩りを楽しんだ。
光らなくなったので裏に流れている小さな川へ離しに行ったらホタルが他に飛んでいるのを見てびっくりした。
それ以来毎年この時期になると今年もいるだろうかと川を見に行くようになった。

その貴重なホタル君が何故に壁に(^_^;)。
オスだかメスだか知らないけれど出来れば川の方に帰って欲しい。

ただもっともっとホタルが増えて我が家に迷い込んで来るホタルの数も増えて夜、庭に出るとホタルが飛んでいる光景を想像すると楽しい。
叶って欲しい願いだなあと思う。夢だけど。

2012年6月 7日 (木)

ホーホー と言えば?

ホーホーホタル来い♪

今年もそんな季節がやってきたようです。
昨日長女が大学の帰りにホタルを見たというので、もしかしたら裏の川にもそろそろホタルが現れてくれるかも、、、と本日見てきました。

2軒隣に小さな公園があるんですがフェンスの向こう側に小さな川が流れています。
ここを遊歩道にと言う話が持ち上がっていたんですが資金難ということでその話は無くなりました。
そういう場所なので人の歩けるスペースは1mほどあります。
その向こうに川があり数年前からホタルが見られるようになったんです。

末っ子君は毎日見に行っていたんですずっと空振りでしたがとうとう今日数匹の光がありました。

「お母さん!ホタル居た!」と玄関で叫ぶので私もそれならと見に行くとまだまだ少ないですが確かにホタルは居ました。

ホタルという存在が今まではどこかに見に行かないと見られないと思っていたものがすぐ近くで見られると言うのはうれしいものです。

明日は天気が心配ですが、きっとこの週末はご近所さんでホタル狩りを楽しめそうです。
楽しめるくらい数が増えていると良いですが(笑)。

Cocolog120607a 全く関係ないけれど久々の我が家のにゃんこです。

2012年6月 6日 (水)

金星日面通過

思いっきり晴れました。
今回2度目の日食グラスの出動です。

見えるような見えないような・・・?
太陽の上の方に黒い点が見えると思っていたのに何故か下に黒い点が見える。
う~ん。見たいと言う願望がもしかして黒い点を見せているんだろうか…。

下でも正解?何て思いながらちょくちょく太陽を眺めました。
デジカメでも写したけれど普通に太陽だし、画像をどれだけ拡大しても何も無いし…。
やっぱ専用のレンズじゃないとだめなのかなあ。

で、取りあえず太陽の画像を加工してみました。
黒い点は後から書きくわえました。

多分こう見えていたんです。
自信ないですけどね。

Cocolog120606a

どこが一直線やねん(^^ゞ

ま、いっか~。
13:15以降は目が辛くなってきたのでやめました。

と言う事で115年も待たなくても今日日面通過を見ることが出来た(と思う)のでめでたしめでたし(笑)。

で、今度いつ日食グラスの出番かなあ。

そいや金星食が8月に有るようですが、これが金星だ!って肉眼で分かるんですか?。
月や太陽はなじみがありますが、金星ってよく月の横でひときわキラキラ輝いてる姿しか知らないんですよね。

*****************************

今回の金星通過で太陽の上半分を横に抜けて行く見え方と、私の方に弧を描いたような見え方があるようなので少し調べてみました。
調べてみると、北を上にした場合と天頂を上にした場合との違いの様です。
書きながら何のこっちゃ?な私ですがそうなんですって。

で、詳しく書かれたページを見つけたのでリンク貼っときます。
つるちゃんのプラネタリウム
北を上とか天頂を上とかどういう意味なんでしょう(^^ゞ

2012年6月 5日 (火)

ウェブページをマスターだぜい

またここの機能のひとつである「ウェブページ」を理解しました。
開設当時はいったい何に使うんだろう?とか
どういう役割をしているんだ?と不思議な機能ではありました(笑)。

カテゴリーの中で「書きもの」が有るんですが最近そこへいっても何が有るのか分かりにくいのが気になってました。
今以上に増えていったら埋もれてしまうページも出てくるのは必至でそれをどうにかしたくてマスターしたのがウェブページ。
なるほど、こう言う時に役に立つんだ!

やったぜウェブページ!
すごいぞウェブページ!
使いこなすぞウェブページ!

と言う事で一番最初に取りかかったのが小説の目次作り。
今までアップした小説をすべてリンクでたどり着くようにして、これからアップするかもなあってのも書きくわえました。
アップしたらリンクを貼るだけで楽です。

ついでに検索サイトからおいでになった人の多い「京都水族館の感想」の所にも2枚ほどウェブページを使いました。
よろしければ寄ってくださいまし。

あ、このウェブページは携帯からは見られないようです
スマホはどうなん?スマホの方教えて頂ければ幸いです。

楽しく作ることが出来ました。
いろいろ機能があっても使いこなせない事が多いですが一つでもマスター出来ればうれしいものです。

大型台風3号が近付いているとか?
明日の太陽を金星が通過する所が見たかったのですが昨日の部分月食同様見られない可能性が高そうです。
あ~あ、ざ~んねん

2012年6月 4日 (月)

今年2度目の胃腸風邪…

昨日の朝から体調が変で、どうやらいきなりやってきた胃腸風邪のようです。
別に変な物食べてないのになあ。
疲れが溜まってたのかもしれないけれど自覚症状も無かったし。

昨日丸一日何も食べず水分だけを取っていました。
あ、ヨーグルトを夜食べたけれど。

熱が38.7℃まで出まして、寝転んでも起きて座っててもどっちにしてもしんどくて辛かったですねえ。

なので今朝のお弁当作りはパスさせて貰いました。
末っ子君の朝食は一応透明のビニール手袋をはめてロールパンにシーチキンとコーンを混ぜてマヨネーズで味付けしたのを挟みチーズを乗せて焼きました。
上2人は各自セルフです。

今やっと37度台に下がりちょっとだけ楽ですが何も食べていないので身体がふらふらします(^_^;)。
きっと貧血もでているのかもしれません。

もう少し回復したら鉄剤を飲もう。
一度横にあると起き上がれないので起きているついでに洗濯と掃除を済ませました。

食欲は全くないのでヨーグルトでも食べようかなあ。
胃腸風邪の時って絶食が基本なんだよね。
吐き気が下痢が有るうちは食べない!
食べると余計に回復が遅れるからねえ。
ただ水分だけは取らないと脱水症状になるので要注意。
私はポカリを薄めたモノを飲んだりお茶を飲んだり。

めったにかからなかった胃腸風邪を今年に入って早2回目。
何でかなあ。
胃腸風邪になると貧血になって1週間くらいしんどいんだけど~~~~~。
ま、今回は前回より少し軽い感じがするので回復も早いかな。
後は食欲だけだいっ!

そして今晩の月食も観るんだい!
晴れてくれてるかなあ…

2012年6月 2日 (土)

【小説】三題話大研究

今日は少し宣伝をば。。。

お世話になっている週刊ドリームライブラリさんにて私の作品を公開しております。
今回は三題話をということで書かせて頂きました。

三題話というのは決まった3つの言葉を織り交ぜて物語やエッセイ等を書きあげると言う物です。
今回のお題は「坂、つゆ、スカイツリー」という何とも関連性のない言葉。

いかんせん、スカイツリーに至ってはニュースで見たり聞いたりするくらいで私にとっては遠い存在でもあります。
正直何をそんなに騒いでんだか?と思うくらい他人事でございました。
そんな物が今回のお題だったので一番苦労した言葉がスカイツリー。

どこにどう織り交ぜようスカイツリー。
いまいちピンと来ないスカイツリー。
何だかとっても異色なスカイツリーな訳です。

そんなこんなで〆切に間に合うように書きあげた作品でございます。

どうぞ立ち寄ってくださいませ。
出来れば感想等も頂きたいと思います。
作品の下の方に書きこめるそうですが、私自身書きこんだことが無いのでやり方が分かりません。
きっとあの四角の中に文字を入れてどこぞをプッシュするのだと思います。
そんな私なのでもしかしたら返信が遅れる事間違いなしだと思いますが、感想はここでは無く作品の方にお願いしたいと思います。

この三題話を読まれる前に出来れば「願いごとシリーズ」を読んで頂ければより話がスムーズかと思います。
読まれていなくても多分分かると思いますが…。

トップの更新履歴の「三題話大研究「梅雨、坂、スカイツリー。珠玉の11編を収録」から入って頂くかトップページの真ん中あたりの三題話大研究の「坂 つゆ スカイツリー」のバナーからお入りください。

たくさんの素晴らしい作品があります。
同じ3つの言葉を使うのに個性あふれる作品群です。
お粗末ながら私の作品もその中にありますのでどうぞよろしくです(^O^)/。

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後はログアウトをしてくださいませ。
ただ自分の書いたコメントを削除したいとか訂正したいと思った時どうすればいいのかが分からないと言う不便さがあります。
それを踏まえて感想を書いたろうじゃん!と思われた方はお願いしますm(__)m。

2012年6月 1日 (金)

6月になりました

今年も後半年ですねって気が早いか…。

アクセス数が多いのは相変わらず京都水族館の感想ですねえ。
検索サイトから来られる人がほとんどですが、参考になっているのか なっていないのか良く分かりませんね。

今朝は朝から旗当番で小学生達の登校班にくっ付いて学校まで行ってきました。
門の所まで送って後は帰宅するだけ。
帰りには汗ばむほどの暑さで帰宅後家中の窓と言う窓を開けに走りました。
でも夕方には涼しさを感じるほど風が冷たかったなあ。

そろそろ梅雨入りしそうです。
この時期気を付けないといけないのが食品管理。
食中毒や、胃腸風邪もやっかいです。

それにしても最近眠くて眠くて(笑)。
何でこんなに眠いのかなあ。

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