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2012年8月 9日 (木)

【小説】怪談:誰かいる

 不思議な体験というのは誰にでも一つや二つあるのではないでしょうか。
そういう私にも説明がつかない経験をしたことがあります。
その中の一つをお話しましょう。

それは新しく引っ越しした先でのこと。
昼間部屋に一人でいるはずなのに何故か他にも人がいるような気配を感じる日がありました。
それは昼夜関係なく一人でない時にも家族以外の気配を感じるのです。

しかし特別何か不都合がある訳でもなくただ気配だけを残していくのです。
「気のせい」と思えば思えなくもないのですがどうしてもそう思えないものがあるのです。

ある日リビングでくつろいでいると娘が「あれ?誰かほかに居るような感じがする」というのです。
その時は私と娘の二人だけだったのに。
やはり気配だけを残しているのです。

別の日、車の助手席に息子を乗せて走っていると偶然近所の人が後ろを走っているのに気がつきました。
後日その人に聞かれたのです。

「この間3人でどこへ出かけたの?」
「3人?」
「ほらこの間私の車が後を走った日」

その日は息子だけしか乗せていませんでした。
後部座席に一体誰が乗っていたというのでしょう。
もちろんバックミラー越しには誰も映ってはいませんでした。

おしまい…。

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