4月からスタート
「新型出生前診断4月にも 認定施設に限定、臨床研究開始 学会が指針公表」
来月からとうとう出生前診断がスタートするらしい。
限られた医療機関ではあるにせよ。
しかも高齢出産に限ると謳っている割にははっきりとした年齢が指定されていないのは何故か理解出来ない。
普通に高齢出産と言われる年齢は35歳以上で第一子を出産する場合に言われるのだけれど、この検査の場合は第一子だろうが二子であろうがその年齢だったら高齢出産に値するんだろうな。
高齢出産の経験が(末っ子君の時でも)無い私がとやかく言うこともできないけれど、両手を上げて賛成出来ない検査ではあるな。
日本で限られた病院しか出来ないのであればそこに行って検査を受ける妊婦も殺到するんじゃないのかな?
となるとかなりの費用を見込んで検査を受けるんですね。
でもこの血液検査だけでは中絶とか選べないんですよね?
可能性がある、となった場合別に羊水検査が必要とどこかの記事で読んだ記憶があります。
かなり乱読したのでどこだったか分かりませんが(^^ゞ。
この血液検査を受けて分かるのは染色異常のダウン症だけ。
脳障害である自閉症は分からない。
乱暴な言い方をするとダウン症は産まないけど自閉症は産むということに…?
何でもっと障がい児をフォローする福祉が向上しないんですか?
命の選別が出来るほど私たち母親は偉いんでしょうか?
中絶された赤ん坊は廃棄処分です。医療ゴミとして捨てられます。
ダウンちゃんって嘘がつけないんですよね。
いつまでもまっさらな状態で大人になります。
ただやはり常に健康面では気を付けないといけません。
健康児でも大変なのに障がいを持った子育ては想像もつかないくらい大変だと思います。
だからこそもっと国を挙げてそういう母親を支援出来る制度を作って欲しいと思います。
まあ、中には子どもの障がいを盾にしていろいろ行動を起こしている人も知ってはおりますが、ほとんどのお母様方は子どもの事を思い子育てをしていると信じています。
検査を受ける事自体は全然反対じゃないんですけど、その後の事が引っかかりを覚えているんですよね。
私自身、流産の経験があります。
本当に初期の頃でエコーで心臓が見つからなかったです。
結局そのまま流産してしまったのですが、その後ホルモンバランスがしばらく崩れてしまいいわゆる不妊状態に陥りました。
中絶するとこれより大変な事が待っているのかもしれません。
高齢だったらなおさら次の妊娠は望めなくなる可能性もあります。
産む産まないは本人が決めることですが、自分が高齢出産になるんだと自覚しているならば妊娠する前に夫婦でいろいろ話し合って欲しい。
ダウン症でもその他の障がいを持って生まれてきてもこの人達なら自分を育ててくれるんだとその子に選ばれたんだと思ってがんばって欲しいなあと思います。
出生時前健診のアクセス数が増えてきたのでちょっとだけ取り上げてみましたm(__)m
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追記:この内容について誰かと議論をするつもりはありません。
あくまでも私個人の考えです。しかもかなり知識不足で理解不足です。
「命」とは何か?たどり着けない答えにもがいているだけです。(3/22)
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